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パロマ ビルトインコンロ PD-KN52WV グリル熱電対・バーナーキャップ交換

2015.06.04 19:00|コンロ修理
こんにちわ稲葉です。

久々に修理記事の投稿です。

今回修理にお邪魔したのはM様のお宅。

数か月前にグリル調理中火が消えてしまうと連絡があり、その時は特にエラー表示も出なかった為熱電対に付着した汚れを取り除いて対応をしました。

しばらくは使えていたようでしたが、やはりまた途中失火になってしまうということで今回も見にお伺いしました。

パロマ PD-KN52WV 2010年製

DSC_0816.jpg

DSC_0815.jpg


グリルタイマー表示部に「72」のエラー。
調べた所「熱電対回路異常」との事で部品を取り寄せました。

ついでに強火力側のバーナーキャップもボロボロなので交換させていただきました。

天板を開けてみると。。。
DSC_0818.jpg

設置から5年にしてはふきこぼしの跡が凄まじい

話を聞く所によると、毎食とも自炊されているようで外食はほとんどしないとの事。

長く使っている底が丸く変形したアルミ鍋で何度も中身をこぼした事があるようでした。
バーナー中央のSIセンサー部は平らな鍋じゃないと置いた際に不安定になり鍋をこぼす原因になります。
またセンサー部が誤検知したりするので必ず平らな鍋を使用しましょう。

コンロの平均寿命は他の住宅設備機器と同じで10年前後ですが、経過年数というより使用頻度とお手入れが寿命に大きく影響するのではないかと思います。

M様のように毎日3食とも料理されるご家庭と夕食以外は湯沸し程度しか使わないご家庭では当然器具の摩耗具合に大きく差が出てきます。

現在のガラストップコンロは内部に汁気が入らないように作られていますがそれでも完全に入らないわけではないので、ふきこぼしなどをしてしまった後はすぐに水分を取り除いて、ドライヤーなどを当ててなるべく早く乾燥させるよう心掛けると断然違います。

今回の修理も各パーツを固定しているビスの劣化が激しく古い部品を外すのに苦労しました

パーツ交換なら数千円で治る修理も部品交換が出来ない為に買い替えではとても高くついてしまいますからね

交換前のパーツ:強火力側バーナーキャップと熱電対総組立
DSC_0817.jpg

スタビーという小さなドライバーじゃなきゃビスを外せません。
DSC_0819.jpg

交換後点火
DSC_0820.jpg

無事治りました が!。。。。。。実はここからが大変でした

メインのグリルは治ったのですが、バーナーキャップ(赤丸の部分)を交換しようと外そうにも焼き付いていてビクともしない

DSC_0816-2.jpg

マイナスドライバーでこじるも下のバーナー部が変形しそうになり断念

プラスチックハンマーで軽く叩くのを繰り返しようやく交換が出来ました

付け替えだけの修理の方が時間がかかってしまうハメに

今後同じようなバーナーキャップ焼き付きの場合はバーナー丸ごと交換(赤枠)が必要だと感じました。
DSC_0818-2.jpg



















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当店は茨城県筑西市にて創業1889年の「まちのガス屋」です。

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