石油風呂釜 ノズル清掃
2021.03.10 18:05|給湯器修理|
風呂釜の運転音が大きいので見て欲しいとお客様よりご連絡を受けました。
試しに点火操作をすると、ボコんボコんと断続的に大きな音が鳴り燃焼が安定していないようでした。
バーナー部を外してノズルをチェックすると。。。。
点火電極、ノズル共にタールが付着しておりました。
ワイヤブラシなどでタールを落として、溜まったほこりやススをブロアで飛ばし再度組付け試運転。
大きな異音がしないことを確認しました。
灯油の燃焼器具はある程度ススが付着するのはつきものですが、上記のようなタールが付着する主な原因に変質灯油を使用した場合が挙げられます。
お客様に確認すると、給油はマメにご自分で行っているようで、以前持ち越し灯油(暖房用途でポリタンクで保管していたもの)を入れたことがあるとの事でした。
たしかに、暖房用途などで買い置きしたものが余った場合、お風呂や給湯設備が灯油の場合ムダなく使い切る事ができます。
ただし、購入時期が不明なものは機器の故障につながりますのでご自身で判断がつかない場合は購入店にご相談することをオススメします。