エコジョーズをおさらい
2021.03.03 18:37|製品情報|
エコジョーズってなに?
家庭内で消費されるエネルギーのうち、給湯で消費されるエネルギーはおよそ1/3を占めます。
このエネルギー消費量を抑えることはCO2排出量の削減にも寄与し、家庭用分野の地球温暖化対策の一環として業界団体、メーカーが開発推進してきた環境配慮型の高効率ガス給湯器がエコジョーズです。
販売開始が2002年。
登場して早19年経つのですね。。。。(;゜0゜)
何がほかの給湯器と違うの?
まず、本体のしくみが違います。
水がお湯に変換される部分を熱交換器と呼びますが、その熱交換器がもう一つついています。
この2次熱交換器を従来型では排気されていた熱で予熱し再利用することにより効率を上げています。
そしてもう一つ従来型の給湯器にはない部分で中和器があります。
あたたかい排気熱でもって2次熱交換器を流れる冷たい水を温めるのでドレン水が発生します。
このドレン水は酸性のため中和器を通して中性にしてから排水する必要があるためです。
(中和器の中身は炭酸カルシウムが入っています。)
でも。。。お高いんでしょ?結局お得なの?
はい!自信をもってお得といえます!!!
まず消費者にとって一番大事なのはガス代が節約できるかどうかだと思います。
本体の内部構造が違うので従来と同じ使い方でも勝手にお得な給湯器と言えます。
次に本体の価格ですが、
エコジョーズ販売開始当初こそ、同じ号数の従来型と比較した場合販売価格に数万円の価格差がありました。
そのため、業界団体や自治体の補助金などを利用するなどして導入して頂いておりました。
現在は補助金制度は利用できませんが、定価ベースでは価格の開きがあっても販売価格の差は従来型と比べてその差はわずかとなってきています。
試しにこちらでシミュレートしてみましょう!!
おそらくほとんどのご家庭で、設置後4~5年で従来型との差額分を回収できることが分かるかと思います。
メリットだらけで怪しい逆にデメリットは?
不具合や故障のリスクはエコジョーズも従来型も大きな違いはありません。
エコジョーズを19年ほど販売してきていくつかあった事例としては、
メーカーが定めている給湯器の標準使用設計期間はおよそ10年に対して中和器はそれより長くもつように設計されていますが、お湯を使う量が多い家庭(給湯器の総運転時間が長い)の場合給湯器の寿命より先に中和器交換が必要になったケースがありました。
ただ、仮に途中で中和器の交換が発生してしまった場合でも、燃費の良さで従来型よりお得なことに変わりはありません。
結論
期間限定での使用(たとえば2~3年後に家を新築し設備も刷新する予定など)でない限りエコジョーズがオススメです!!