エコフィール EHI-4765DS 直圧 給湯専用タイプ
2014.11.26 12:33|給湯器|
先日、長府製石油給湯器をご使用のY様より給湯器の調子が悪いようだと連絡がありました。

症状としては、運転中にエラーが出てしまいお湯が使えないとの事。
症状としては修理でも治りそうでしたが、設置後8年経過している現状とエコフィールのメリットをご説明し丁度キャンペーン期間だった事もあり交換する事になりました。
交換前の機種は配管接続部が上面だったので、本体の位置と配管の長さを変更しました。

カタログギフトは後日同封の所有者票返送後メーカーより直接お客様へ届くので喜んで頂けると思います。
ところで、当店のブログにアクセスしていただく方の検索キーワードの中で結構多いワードがありまして、「エコフィール デメリット」このキーワードでページにアクセスしている方が何気に多いです(笑)
確かに、どんな製品でもそうですが、販売するメーカーやショップはその製品の「いい事」しか書きませんよね。
参考になるかどうかはこの記事を読んでくださる方の判断に任せるとして、当店がエコフィールを販売して寄せられたお客様の声やメリット、デメリットなどをいくつか挙げたいと思います。
・メリット
・灯油の使用量が減った
・運転音が以前より小さくなった
・補助金が利用できた(出始めの頃は石油連盟の補助金が受けらました)
・補足
なんと言っても一番のメリットはやはり灯油の使用量が減る事です。
下図を見ても分かるように単純に熱交換器(水をお湯に変える装置)が2つ付いており、排気に含まれる熱(潜熱)を利用しているからです。

エコフィールを導入したお客様から多く言われるのが「以前と比べて灯油が中々減らなくなった」と言われます。
灯油を届ける側から見ても導入前と比較して配送周期は必ず長くなります。
また、音に関しても長年石油給湯器は運転音がうるさいと言われてきましたが、エコフィールの運転音は45dB。
この45dBというのは、日常生活において人間が静かだと感じる騒音の値で、これより大きいと人によって騒音に感じる値です。
運転音が小さいあまりに本当に動いてるの?と言う方もいらっしゃいました。
・デメリット
・ドレン工事が必要
・価格が高い
・補足
常温の水が通るパイプに高温の排気をあてて熱を吸収するので、酸性の結露水が発生します。その水はそのまま排水出来ませんので、中和器(中身: 炭酸カルシウム)を通して排水させます。
上記の理由から通常の給湯器には無い中和器や補助熱交換器(耐食性に強いステンレス製)がある為価格も割高になってしまいます。
しかし。。。
通常の給湯器と定価ベースで比較しても価格差は1割増し程度なので、節約できる灯油の使用量を考慮すれば、本体の価格差は数年で回収出来ます。
余程給湯器の初期費用にお金を掛けられない場合以外はエコフィールにしない理由が見つからないと思います。
長府製エコフィール販売開始当初の不具合
隠す必要が無いので正直に言いますと、長府製のエコフィールは販売当初「290」エラーが頻繁に起こりました。
この「290」エラーとは中和器異常でエコフィールにしか出ないエラーです。
早い所では設置後1年足らずで発生しておりました。
原因は中和器中身の炭酸カルシウムの粒の大きさが細か過ぎた為に経年と共に付着するバクテリアなどで目詰まりを起こしうまく排水が出来ずに起こるエラーでした。
現行のエコフィールでは改良済ですが、販売当初のエコフィールに対しては無償で中和器の交換が行われました。
この不具合で迷惑を被ったのは我々販売店です
ちなみに中和器の寿命はメーカーが定めている給湯器の標準使用期間に合わせて10年となっていますので、上記のような設計段階でのミスでない限り単体での交換はほぼ無いと思って間違いないです。
なので余計な部品があるからその分故障が心配ということはありません。
総評
古い灯油の給湯器からエコフィールへお取替えでしたら、メリットだらけですので何も心配はいらないのではないでしょうか。
デメリットとして挙げた点に関しても機器の価格は高いかもしれませんが、その分灯油代を節約することが出来ますし、ドレン工事に関しては手間が増えるのは設置工事業者側ですのであまり関係ないと思います。
お取替えをお考えでしたら是非当店へ!宜しくお願い致します。

症状としては、運転中にエラーが出てしまいお湯が使えないとの事。
症状としては修理でも治りそうでしたが、設置後8年経過している現状とエコフィールのメリットをご説明し丁度キャンペーン期間だった事もあり交換する事になりました。
交換前の機種は配管接続部が上面だったので、本体の位置と配管の長さを変更しました。

カタログギフトは後日同封の所有者票返送後メーカーより直接お客様へ届くので喜んで頂けると思います。
ところで、当店のブログにアクセスしていただく方の検索キーワードの中で結構多いワードがありまして、「エコフィール デメリット」このキーワードでページにアクセスしている方が何気に多いです(笑)
確かに、どんな製品でもそうですが、販売するメーカーやショップはその製品の「いい事」しか書きませんよね。
参考になるかどうかはこの記事を読んでくださる方の判断に任せるとして、当店がエコフィールを販売して寄せられたお客様の声やメリット、デメリットなどをいくつか挙げたいと思います。
・メリット
・灯油の使用量が減った
・運転音が以前より小さくなった
・補助金が利用できた(出始めの頃は石油連盟の補助金が受けらました)
・補足
なんと言っても一番のメリットはやはり灯油の使用量が減る事です。
下図を見ても分かるように単純に熱交換器(水をお湯に変える装置)が2つ付いており、排気に含まれる熱(潜熱)を利用しているからです。

エコフィールを導入したお客様から多く言われるのが「以前と比べて灯油が中々減らなくなった」と言われます。
灯油を届ける側から見ても導入前と比較して配送周期は必ず長くなります。
また、音に関しても長年石油給湯器は運転音がうるさいと言われてきましたが、エコフィールの運転音は45dB。
この45dBというのは、日常生活において人間が静かだと感じる騒音の値で、これより大きいと人によって騒音に感じる値です。
運転音が小さいあまりに本当に動いてるの?と言う方もいらっしゃいました。
・デメリット
・ドレン工事が必要
・価格が高い
・補足
常温の水が通るパイプに高温の排気をあてて熱を吸収するので、酸性の結露水が発生します。その水はそのまま排水出来ませんので、中和器(中身: 炭酸カルシウム)を通して排水させます。
上記の理由から通常の給湯器には無い中和器や補助熱交換器(耐食性に強いステンレス製)がある為価格も割高になってしまいます。
しかし。。。
通常の給湯器と定価ベースで比較しても価格差は1割増し程度なので、節約できる灯油の使用量を考慮すれば、本体の価格差は数年で回収出来ます。
余程給湯器の初期費用にお金を掛けられない場合以外はエコフィールにしない理由が見つからないと思います。
長府製エコフィール販売開始当初の不具合
隠す必要が無いので正直に言いますと、長府製のエコフィールは販売当初「290」エラーが頻繁に起こりました。
この「290」エラーとは中和器異常でエコフィールにしか出ないエラーです。
早い所では設置後1年足らずで発生しておりました。
原因は中和器中身の炭酸カルシウムの粒の大きさが細か過ぎた為に経年と共に付着するバクテリアなどで目詰まりを起こしうまく排水が出来ずに起こるエラーでした。
現行のエコフィールでは改良済ですが、販売当初のエコフィールに対しては無償で中和器の交換が行われました。
この不具合で迷惑を被ったのは我々販売店です

ちなみに中和器の寿命はメーカーが定めている給湯器の標準使用期間に合わせて10年となっていますので、上記のような設計段階でのミスでない限り単体での交換はほぼ無いと思って間違いないです。
なので余計な部品があるからその分故障が心配ということはありません。
総評
古い灯油の給湯器からエコフィールへお取替えでしたら、メリットだらけですので何も心配はいらないのではないでしょうか。
デメリットとして挙げた点に関しても機器の価格は高いかもしれませんが、その分灯油代を節約することが出来ますし、ドレン工事に関しては手間が増えるのは設置工事業者側ですのであまり関係ないと思います。
お取替えをお考えでしたら是非当店へ!宜しくお願い致します。
