自宅エアコンの取付
2014.08.06 17:54|エアコン|
こんにちわ!稲葉です。
先日の日曜日、自宅のエアコンを取り付けていない部屋へようやくエアコンを取付ける事が出来ました。
今回は時間に追われる作業ではないので写真もそれなりに撮る事が出来ました
「まちのガス屋」として、こんな事もやってるんだぁと思っていただきたくブログを始めた訳ですが、実際の現場では時間との勝負もあり中々写真を撮れない事もよくあります。(ずっと傍で見ているお客さんもいたり
いいんですよ別に。)
少しずつですがこのブログを読んでくださる方の為に記事をアップできたらなと思います。
まずは施工前

築30年以上の木造造りで現在は私が寝る為だけに使っている家です。壁はポロポロ落ちる砂壁でした。
数年前に漆喰を塗りましたが養生をちゃんとしなかったので見栄えが悪いですね
エアコンの背板を固定するのに強度が無いので今回は取付サンを使用しました。

穴開け芯出し

愛用のマキタ振動ドリルで壁を貫通させ内側、外側両サイドからΦ70のホルソーで穴を開けます。
内側

外側

外壁はこれも古い家屋に多いリシン掻き落とし、配管カバーを付けるのにいちいち下穴を開けてプラグを入れなければならないので面倒でした
リフォームの現場で引き揚げて来たクーラーキャッチャーをリサイクル。

外と中を窓越しに出たり入ったりの作業が続きます…瓦が滑るので足袋を履いての作業ですが、焼けた瓦と太陽の照り返しとキツく、改めて屋根工事の方達は凄いなと感心しました。
室外機を乗せて

配管カバーを取付けます。

室内機を取り付。

ガス管、液管、ドレンホースの接続と1.6mmのVVFケーブル3芯線を接続します。ガス管、液管の接続には必ずトルクレンチを使います。締める力が足りないと当然ガス漏れし、強く締めすぎるとフレア部分が割れて結果的にガス漏れします。フレア割れは設置後経年と共に現れるので設置時には気付かないなんて事もあるので注意が必要です。
ドレンホースの勾配もちゃんととらないと室内機から水が出てきてしまうので注意が必要です。
またしても、この辺の写真を撮り忘れていました
作業しながら写真撮影は無理なので機会があったら使っている道具の紹介などもしてみようと思います。
全ての接続が終わったら、冷媒配管内の水分を含んだ空気を追い出す真空乾燥を行います。

今回は15分真空ポンプを運転させて、停止後10分程ゲージが戻らない事を確認しました。
液側を90°開けてまたすぐ閉めて、ガス漏れのチェックを行います。

その間にコンセントを付け変えます。

隣の部屋のエアコン電源として分岐していました。本当はエアコンは1台につき専用のブレーカーとコンセントが必要です。
隣の部屋と同時にエアコンを使わないことと自宅の工事ということで自己責任でやってます。
コンセント交換など簡単な作業ですが第二種電気工事士の資格が必要です。
ガス漏れが無い事を確認して、ガス側、液側を全開にしていよいよ試運転。

いい~感じに冷えて来ました
この時に室内機のフィルターを一旦外して、熱交フィンに水を注いでドレンがちゃんと室外へ排水されているか確認をすれば完璧です。
ゲージマニホルドを外す時はガスを放出させないように、エアコンを運転(冷房運転)のまま一旦液側を全閉します。ゲージの値が下がって0になるかならないかの時に三方弁のサービスポートにつないだコントロールバルブを閉めて、すぐに液側を全開にします。
こうする事によって、ゲージまで来ていたガスをエアコンに戻す事が出来ます。
コントロールバルブ

室外機のカバーを閉めて工事完了です。

午後からの作業でしたがすっかり日が沈んでしまいました。
ブログにするとトントン拍子に進んでいるようですが、暑さのせいで何度も小休止を入れたりで、なんだかんだ時間かかってます
夜は近くで花火大会があり今年初の花火を見ることができました
先日の日曜日、自宅のエアコンを取り付けていない部屋へようやくエアコンを取付ける事が出来ました。
今回は時間に追われる作業ではないので写真もそれなりに撮る事が出来ました

「まちのガス屋」として、こんな事もやってるんだぁと思っていただきたくブログを始めた訳ですが、実際の現場では時間との勝負もあり中々写真を撮れない事もよくあります。(ずっと傍で見ているお客さんもいたり

少しずつですがこのブログを読んでくださる方の為に記事をアップできたらなと思います。
まずは施工前

築30年以上の木造造りで現在は私が寝る為だけに使っている家です。壁はポロポロ落ちる砂壁でした。
数年前に漆喰を塗りましたが養生をちゃんとしなかったので見栄えが悪いですね

エアコンの背板を固定するのに強度が無いので今回は取付サンを使用しました。

穴開け芯出し

愛用のマキタ振動ドリルで壁を貫通させ内側、外側両サイドからΦ70のホルソーで穴を開けます。
内側

外側

外壁はこれも古い家屋に多いリシン掻き落とし、配管カバーを付けるのにいちいち下穴を開けてプラグを入れなければならないので面倒でした

リフォームの現場で引き揚げて来たクーラーキャッチャーをリサイクル。

外と中を窓越しに出たり入ったりの作業が続きます…瓦が滑るので足袋を履いての作業ですが、焼けた瓦と太陽の照り返しとキツく、改めて屋根工事の方達は凄いなと感心しました。
室外機を乗せて

配管カバーを取付けます。

室内機を取り付。

ガス管、液管、ドレンホースの接続と1.6mmのVVFケーブル3芯線を接続します。ガス管、液管の接続には必ずトルクレンチを使います。締める力が足りないと当然ガス漏れし、強く締めすぎるとフレア部分が割れて結果的にガス漏れします。フレア割れは設置後経年と共に現れるので設置時には気付かないなんて事もあるので注意が必要です。
ドレンホースの勾配もちゃんととらないと室内機から水が出てきてしまうので注意が必要です。
またしても、この辺の写真を撮り忘れていました

作業しながら写真撮影は無理なので機会があったら使っている道具の紹介などもしてみようと思います。
全ての接続が終わったら、冷媒配管内の水分を含んだ空気を追い出す真空乾燥を行います。

今回は15分真空ポンプを運転させて、停止後10分程ゲージが戻らない事を確認しました。
液側を90°開けてまたすぐ閉めて、ガス漏れのチェックを行います。

その間にコンセントを付け変えます。

隣の部屋のエアコン電源として分岐していました。本当はエアコンは1台につき専用のブレーカーとコンセントが必要です。
隣の部屋と同時にエアコンを使わないことと自宅の工事ということで自己責任でやってます。
コンセント交換など簡単な作業ですが第二種電気工事士の資格が必要です。
ガス漏れが無い事を確認して、ガス側、液側を全開にしていよいよ試運転。

いい~感じに冷えて来ました

この時に室内機のフィルターを一旦外して、熱交フィンに水を注いでドレンがちゃんと室外へ排水されているか確認をすれば完璧です。
ゲージマニホルドを外す時はガスを放出させないように、エアコンを運転(冷房運転)のまま一旦液側を全閉します。ゲージの値が下がって0になるかならないかの時に三方弁のサービスポートにつないだコントロールバルブを閉めて、すぐに液側を全開にします。
こうする事によって、ゲージまで来ていたガスをエアコンに戻す事が出来ます。
コントロールバルブ

室外機のカバーを閉めて工事完了です。

午後からの作業でしたがすっかり日が沈んでしまいました。
ブログにするとトントン拍子に進んでいるようですが、暑さのせいで何度も小休止を入れたりで、なんだかんだ時間かかってます

夜は近くで花火大会があり今年初の花火を見ることができました
