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パロマ テーブルコンロ 点火不良修理

2022.05.09 18:04|コンロ修理
パロマ PA-N41B-L  2017年製

左強火力側のスパークが放電はしているものの、バーナーキャップの受け側にうまく飛んでいない為点火しない状態でした。

まずは天板を開けてから部品交換を行います。

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が、、、これが中々大変でした

最近のモデルはバーナー周りをビスで固定されていますが、このモデルは天板のサイド4か所(一旦コンロをコンロ台から移動させないと工具が入らない)それにグリルカバーの下に三か所。

このグリルカバー下のビスが年式の割に錆と固着が酷く、最後の一本がどうにも外れず、、、
ネジ溝はなめてしまいビスの周りの窪みのせいでネジザウルスでも咥える事ができず、同じエンジニアから出ているネジバズーカーでも外れないため最終手段でマルチツールを使って切断しました。

天板を開けるのにこんなに苦労するとは、、、そもそもこんなにビス止めの必要あるか?それとビスの材質なんとかしてくれ

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天板さえ開けばさっきまでの時間はなんだったのだろうと思うほど無事修理完了しました。

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パロマ PD-A53W-R  部品交換

2021.09.01 16:44|コンロ修理
本日は、以前当店で販売させて頂いたビルトインコンロの部品交換に行って参りました。

IMG_4630.jpg

パロマ PD-A53W-R  2009年製

右の強火力側が点火しづらくなっており、左の標準側はSIセンサーの焦げ付きが目立つ状態でした。

年式からお取替えをすすめる年式ではありましたが、よくお手入れをされながらご使用されてたようで、まだ補修部品の提供も可能だった為部品を交換させていただくことになりました。

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<今回交換した部品>
・右バーナーセット(バーナーキャップ、点火プラグ、立ち消え安全装置含む)
・左バーナーセット〃
・SIセンサークミタテ 左右
・五徳 左右

中央のバーナーは使っていないとのことで交換はしませんでした。

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バーナーとSIセンサーを固定しているビスが固着やサビで中々はずれません

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なんとか部品をはずして新しい部品へと交換です。

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天板を被せる前に正しく点火するか試験。

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ガラストップ天板も交換すればほぼ新品と変わらなくなりますね。



点火電極、バーナーセット交換

2021.07.02 17:05|コンロ修理
使用頻度の高い右側の火が点きづらいとのご連絡を受けました。

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パロマ製 IC-800B-1R IC品番なのでホームセンター購入の型式ですね。

点火プラグの先端が変形しており、バーナーキャップの受け部分まで放電が届かず点火しないようでした。


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バーナーも所々穴が空いてしまってたり、バーナーキャップの劣化も著しいのでバーナーセットごと交換しました。


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点火プラグも交換して修理完了です。


Siセンサー交換

2017.04.20 11:10|コンロ修理
ガスでお世話になっているO様が「ねずみにやられたんだけど見てもらえるかな」とコンロを持ち込みされました。

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Siセンサーが左右二ヶ所(内1ヶ所は中継コネクタ根元より断線)、それに加えて点火電極リード線も途中で断線しておりました

型番を見るとパロマの量販店モデルでしたが部品は取り寄せ可能との事でSiセンサー左右交換と点火電極リード線の補修を行いました。

2017041802.jpg

新らしい方のリード線は改良されてますね。
古い方はなんでこんな細いの?ってくらい細く頼りないです

Siセンサー自体は部品代も高いものでは無く交換も容易なのですが、点火電極リード線の断線はコネクタ部が他と共通なので断線した場所によっては補修が困難です。

2017041803.jpg

オレンジオイルで簡易清掃。

2017041804.jpg

点火試験。
交換完了

ねずみによる断線は割と多くある事例の一つです。

安価なコンロのほとんどが本体脚部に小さなねずみが入り込める隙間が開いているのでそこから侵入されてしまいます。

こんな部品もあるけれど

これを後付けするよりはワンランク上のタイプのコンロを購入した方がねずみが入りにくい構造になっているのでオススメです。







ガスコンロの修理

2017.01.11 18:15|コンロ修理
年末年始に集中したコンロ修理。

卓上タイプ、ビルトイン問わず多くの問い合わせを頂きました。

その中でも症状として多かったのが「点火しない」もしくは「点火後すぐ消えてしまう」の2パターン。

ちなみに電池残量に問題がない状態です。


パターン1:点火しない

2017011101.jpg

点火電極のスパークが赤丸で囲んだバーナーキャップ突起部(受け側)まで届いておらず点火しない状態。

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左側が新品のもの。
先端が摩耗しているのが分かります。

2017011103.jpg

こちらのお客様の場合ほとんど左側しか使わないようで、右と比べて劣化が激しくバーナー組とトッププレート支えも交換しました。
2017011102.jpg

部品代およそ¥2280 ※工賃別途


パターン2:点火後すぐ消えてしまう

こちらはビルトインコンロ。

SIセンサー登場以前のトルネードバーナー方式のもの。

2017011105.jpg

点火はするが、ボタンを離すと消えてしまう状態。

原因は赤丸部分の熱電対(サーモカップル)が炎を検知しておらずガス電磁弁を閉じてしまうため。

トルネードバーナーは独特の形状から、熱電対はバーナーと整流板の間に挟む位置に取付いています。

整流版の劣化により本来の位置より奥側へ移動してしまった為に炎を検知していない事が原因でした。

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こちらもバーナー組と整流版を交換しました。

部品代およそ¥2920 ※工賃別途

いずれの修理でも大事なのが部品を固定しているネジも交換する事。

バーナー部が劣化してる場合、当然固定ねじも同じかそれ以上に劣化しているので再利用はほぼ不可能。

展開図から部品拾うのも結構面倒ですが大事だと思います












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Author:popo178
はじめまして!稲葉燃料店です。

当店は茨城県筑西市にて創業1889年の「まちのガス屋」です。

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