当店ブログの検索キーワードで意外と多い「灯油タンク 油量計交換」。
設置後10年くらいが経過すると、紫外線による劣化で表示が曇ってみづらくなったり、タンク内に灯油が入っているにも関わらず、表示が空になったり、あるいは灯油が空なのに満タンを指していたりと割とトラブルが多い所です。
ネットで検索されている方は、おそらくご自分で取替えを考えておられるかもしれませんが、こういった部品は中々ホームセンターには置いておりませんし、ネット通販で購入出来る場合もタンク製造メーカーによって規格がバラバラなので選定が難しいと思います。
ムダな労力と費用を掛けるくらいなら灯油で付き合いのある燃料店やお住まいの近くの住宅設備機器取扱い店へご連絡すれば対応して頂けると思います
・交換前
外壁塗装工事の際に割られてしまったようです
・取替ゲージ
・交換後
こちらのお客様宅でご使用されているタンクは型式の表示が無かったのですが、以前給湯器交換と同時に納入させて頂いた履歴より長府製作所の「OT-90」という型番だと判りすぐに対応する事が出来ました。
おそらくはサンダイヤ製と思われるので同社の90タイプ縦型の油量計と互換性があるかもしれません(推測です)
これまで交換した事がある他メーカーとしては、サンダイヤ、東洋アルチタイトなど、寸法を測る方法もありますが、基本はタンクの型番の表示が頼りになりますので、表示が読み取れない或いは外観の塗装剥げが目立つ場合は外側もそうですが、内側も結露や経年による剥離があると考えられますので、タンク自体の交換が無難かと思います。
オススメなのはステンレス製タンク。

いろんなお宅に給油して来た経験上、ステンレス製タンクは外観の劣化がほぼありません。
ちなみに当店の場合、部品代、メーカー取寄せ送料、工賃全て込みで¥4000以内で納まります